ちょっと楽する分離モデル

2008.07.07

普通にFileMakerを使っていたかたには聞きなじみのないこの 分離モデル。
簡単に言ってしまうと、テーブルが存在しないレイアウトだけのファイルの事です。

いったい何者か?何がいいのか? まあ、知っていればちょっとシステム運用が
楽になる組み方みたいなものです。

従来、システムを使っていくとレコードがどんどん溜まっていくと思います。
たとえば帳票なんかが頻繁に変わる業種なんかですと、レイアウトを修正するのに
いったんバックアップをとって、ダイレクトに稼動していたファイルに対し加工
していくと思います。

このボリュームがたっくさんあった場合、システム再開までにあまり時間が
とれなかったりした場合焦っちゃったりしますよね?

こんなときに分離モデルで作成/修正しておいた レイアウトだけ のファイルを
一旦FMサーバからファイルを閉じ、ささっとファイルを差し替えてしまうだけで
出来上がりなんです。

レコードの取り込みなおしや、ダイレクトに加工するより時間が圧倒的に短く
もし失敗していたとしても、また前のファイルに差し替えするだけで元通り!

もしあなたの会社でも帳票が頻繁に変わるようであれば是非この方法で
システムを組んでみてはいかがでしょうか。

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