梅雨の季節(由来は)
2012.06.12
日本はいよいよ梅雨の季節到来です。
 ジメジメしたり、雨で濡れたり、気温差が激しくなったりで
 みなが苦手な時期かと思います。
そんな梅雨の意味や語源を調べてみました。
【意味】
 梅雨とは、六月から七月中旬にかけて、朝鮮南部・長江下流域から、
 北海道を除く日本列島に見られる雨期。五月雨(さみだれ)。ばいう。
【梅雨の語源・由来】
 梅雨は、中国から「梅雨(ばいう)」として伝わり、江戸時代頃より「つゆ」と
 呼ばれるようになった。
 「日本歳時記」には、「此の月淫雨ふるこれを梅雨(つゆ)と名づく」とある。
中国では、黴(かび)の生えやすい時期の雨という意味で、元々「黴雨(ばいう)」と
 呼ばれていたが、カビでは語感が悪いため、同じ「ばい」で季節に合った「梅」の字を
 使い「梅雨」になったとする説。
 「梅の熟す時期の雨」という意味で、元々「梅雨」と呼ばれていたとする説がある。
日本で「つゆ」と呼ばれるようになった由来は、「露(つゆ)」からと考えられるが、
 梅の実が熟し潰れる時期であることから、「潰ゆ(つゆ)」と関連付ける説もあり、
 梅雨の語源は未詳部分が多い。