パソコンの3
2010.04.23
最近のパソコンで、名称に3とつくモノが色々出てきましたね。
中でも有名なのは「USB3.0」でしょうか。
USB3.0は特徴として、転送速度の向上と供給電力量の増加が挙げられます。
転送速度は2.0の480Mbpsから5Gbpsと約10倍になり、外付けHDD等の利便性が向上しています。
また、供給電力量は2.0の500mAから900mAと約倍になり、
USBを2本差さなければならなかった機器も1本で済むようになります。
※電力量が環境によって不安定になった問題も改善されているそうです。
もちろん、今までのUSB機器との互換性もあるため、
USB3.0のポートに今までのUSB機器を接続する事も出来ます。
USB3.0のポートは青くなっていて違いがわかりやすいのも良いですよね。
転送速度と言えば、内蔵HDDを接続する規格SATAも「SATA3.0」と新しい規格が出ています。
(出たばかりで、ケーブル自体がまだ販売されていないのですが。)
こちらは転送速度が2.0の3Gbps(300MB/s)から6Gbps(600MB/s)と倍になっています。
しかし、SATA3.0はまだまだ使う機会がUSB3.0よりも低そうです。
というのも、現行HDDの転送速度は130MB/s前後で、SATA2.0の上限に達していないのです。
そのため、一般的に使われるようになるとしたら、SSDがもっと普及してからになると思われます。
最近のSSDの転送速度は280MB/sとなっており、まだSATA2.0の上限(300MB/s)に届いていませんが、改良が進んでおり近いうちに上限になると言われています。
まぁSATA3.0が必要なSSDが出たとしても高価でしょうし、
普通に買えるようになるのは2~3年後とかなのでしょうかね^^;
今のところSATA3.0は2010年末頃に出回るようです。(一部のマザーボードではすでに搭載済み。)
CPUもついに6コアが出てきてますし(3じゃないですが3の倍数って事でw)、
今後の環境がまた変わりそうですね。