動画ファイルの画質

2008.10.20

最近とある事情から、DVカメラで撮影した映像をAdobe Premiereで編集しています。
processampという名前もAdobe Premiereで頻繁に利用するエフェクトから付けました。

私が一連の作業で最も四苦八苦する作業は、最終的に公開する動画の画質です。
DVDなどに書き出す場合は画質の劣化にほとんど気を遣う必要はないのですが、インターネットなどのコンテンツとして公開する場合は適度に圧縮しなければなりません。
圧縮も様々なコーデックを試したり、圧縮率やビットレートなどあらゆる調整をしたり、書出しそのものにも時間がかかるのでとても根気のいる作業です。

今回、YouTubeへ公開する必要があり、アップロードに関するTipsを探し回って試しました(細かいTipsは多くの情報がWEB上に公開されているので特に触れません)。
画質の劣化を招く要因は、圧縮行程以外ではエフェクトの種類や彩度、輝度、コントラスト、動きの細かさや早さ、斜角など多岐に渡り、全てを意識しながら編集を進めることは事実上不可能だと思います(制約を意識しすぎて作風に影響が出るのは困るからです)。

その結果に辿り着いた結論は「もとの画質が何よりも大切」ということでした。
しかしカメラの性能を求めたらきりがありません(一千万円のHVカメラなど買えません!)。
ですから撮影工程に気を配る事が重要です。
何度も撮影し直せるような対象の場合は比較的気が楽ですが、多くの場合はワンチャンスをしっかりおさめることが求められます。
その瞬間は二度と得られないので気を張りますが、逆に言えばそれが楽しさでもあります。

今では映像撮影機能付きの携帯電話さえあれば、家庭用パソコンでもフリーソフトだけでいろいろな編集が行えるようになりました。
興味のある方はレッツトライ。

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