【よくある小話#01】簡単でいいよ。に隠された苦労

2008.04.14

システムに新しい機能を追加してほしいと要望する立場の人と、作る人がいます。

要望する人は、相手を気遣ってか「簡単でいいよ」という言葉を発する人も結構居たりします。

簡単でいい。という指示の裏に隠された意味は「簡単な操作で出来るように」
という事であり、作る人が疲れないよう配慮してこの言葉をおっしゃる方は
沢山おられるかと思います。

実はこのパターンが後々、双方にとって一番面倒な事態に陥る事が多いのです。

簡単に出来る。言い直すと、難しい操作をせずとも簡単な手順や操作でそれを実現出来る様に
しなさい。という、かなりとんちが効いたお題だった事に後々気づくことでしょう。

さらに、度合いには個人差がありますから、どれくらい簡単に・・・。
という按配で、一瞬にして無限ループにハマってしまう言葉なのです。

そもそも、コンピュータがはじき出す結果はYesかNo。
その鉄くずに、曖昧さや柔軟さを求めるのはナンセンスなのです。
結局、想いを伝えるのも汲み取るのも人間です。

人間関係が「簡単でいいよ」だったら、パソコンに向かって独り言をいう人や
それを見てストレスを感じる人も激減し、二酸化炭素も減ってエコロジーになるんでしょうかね(笑)

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