食の事情
2010.11.10
肥満大国アメリカでこんなことが条例で決まりそうです。
ハッピーセット禁止条例、サンフランシスコで制定へ
実際には、行政トップの市長が拒否権を発動することになりそうですが、それくらい地域によっては肥満は問題のようです。
どれくらいの人が肥満であるか、という肥満率を国ごとに出した資料があります。
上の図は、BMIが30を超える人口の割合を表示したものです。
棒グラフで表示
こうなると、法律で規制しようとすることもわかりますが、人類の歴史は飢餓の歴史でもあるのでそう簡単にはいかないような気がします。
日本は3%で低いと思いますが、輸入食品量は世界トップクラス。
自給率が40%なので6割は輸入(H21年度、農水省発表)
しかし、年間約1,948トンもの食糧を捨てるので、あまりアメリカの状況を見て笑ってる場合ではないようです。(捨てるのが消費するのに代わっただけ)
ということで、賞味期限の表示を見直すことになったようです。
大量廃棄もったいない…賞味期限表示見直しへ
省エネルギー先進国の日本。世界中で食料が偏在している状況のなか、そのエネルギーという言葉は、食料カロリーとして人間のエネルギーという意味も持っています。
自給率を気にせず、省カロリー先進国を目指してみれば?
「もったいない」は世界共通語ですからね。