F1 2010年度テスト開始
2010.02.05
いよいよF1のテストが始まりました。
先月末から各チームから新車の発表も続々と開始され
ファンにとっては楽しみ満載です。
今シーズンも変化が多くあり、語り尽くせないですが、
今回はその一つにある新チームについての話題を一つ。
近年予算削減が騒がれており、その関係から新規参戦するチームで、
本来マシンと空力学的パーツは、計算(数値)流体力学(CFD)を用いて設計されていますが、
完全なF1マシンが、伝統的な風洞ではなくCFDのみに依存して製造され、
これは史上初めてだそうです。
そのため大幅なコスト削減にもつかがったそうです。
まだ未知数で、本当に既存のチーム・既存の製造方法と、どこまで近づけるのか
分かりませんが、興味の引かれる一つです。
F1はスタートしたばかりですので、今後も随時話題を記載いたします (^^;
(※Wikipediaより)
■計算(数値)流体力学
流体の運動に関する方程式をコンピュータで解くことによって流れを観察する
数値解析・シミュレーション手法。コンピュータの性能向上とともに飛躍的に発展し、
航空機・自動車・鉄道車両・船舶等の流体中を移動する機械および
建築物の設計をするにあたって風洞実験に並ぶ重要な存在となっている。
■風洞
人工的に小規模な流れを発生させ、実際の流れ場を再現・観測する装置ないし施設。
発生させた流れの中に縮小模型などの試験体を置き、局所的な風速や圧力の
分布・力・トルクの計測、流れの可視化などを行う。
風洞を用いたこのような実験は風洞実験あるいは風洞試験と呼ばれ、
航空機・鉄道車両など高速で移動する輸送機械や、高層ビル・橋梁など
風の影響を受け易い建築物の設計に用いられている。
風洞実験は、流体力学全体から見ると、理論 と数値計算 (CFD) と対比して
実験流体力学 と呼ばれる研究手法に位置づけられる。