先日、秋田県男鹿半島にある「なまはげ館」へ行ってきました。

これと言ってみるものがなかったので、とりあえず…とあまり期待せずに行ったのですが、とても面白いところでした♪

なまはげというのは、男鹿で行なわれる民俗行事です。
大晦日の夜、なまはげが怠け者を懲らしめ、災いをはらい祝福を与えるために家々を回ります。
その際、「泣ぐコはいねがー」「悪いコはいねがー」と主に子供たちを追っかけまわします。
子供たちは尋常じゃないほどに泣き叫びながらの逃げるのですが、捕まってしまいます。
（こんなことされるんだから、男鹿には悪い子はいないんだろうな…と思ったりします。）

そんななまはげをなだめるため、家の主人はお酒などで丁重にもてなします。
気を良くしたなまはげは「来年もまた来るぞ」と言い残して帰っていく…という流れ。

なまはげに扮するのは地域の独身男性だそうです。
3～4人のグループで家を回るのですが、その度に日本酒を飲まされるので（まぁもてなしてくれてるんですが…）、終わった頃には倒れてしまう人も少なくないんだとか。
下戸の人はなまはげにはなれませんね…。
最近、お酒を飲めない（飲まない？）男性が増えているので、なまはげ行事も減って行ってるんだろうか…とちょっと心配になりました。

このなまはげ、地域によって鬼のお面が全く違います。
「めちゃくちゃ怖い！」ってのもあれば、「それ、手を抜きすぎじゃない？」という微妙なものまで様々。
是非一度、なまはげ館で見てみてください。

姪っ子へのお土産にお面を買おうと思ったのですが、
20000円～と高額だったのでやめました(-_-;)