2009年5月11日 16:56

投稿者：まっすう

今現在、SQL Server 2008がリリースされ、そろそろ旧バージョンのアップグレードをする機会が多くなってきた。

今回、SQL Server 2000 から SQL Server 2005へのアップグレードとデータ移行が必要になったため、思わぬエラーがあって時間がかかったため、詳細をメモしておく。

事の発端は、「SQL Server 2005 アップグレード アドバイザ」のエラー。データ移行するときに情報を提供するものであるが、これが以下のエラーで動作しない。

イベントビューワでの表示

イベントの種類: エラー
イベント ソース: .NET Runtime 2.0 Error Reporting
イベント カテゴリ: なし
イベント ID: 5000
日付: 2009/05/07
時刻: 16:42:41
ユーザー: N/A
コンピュータ: (コンピュータ名)
説明:
EventType clr20r3, P1 bpacmd.exe, P2 2005.90.2047.0, P3 443f5935, P4 bpacmdx, P5 9.0.242.0, P6 443f5932, P7 7, P8 7a, P9 system.io.filenotfoundexception, P10 NIL.

詳細な情報は、http://go.microsoft.com/fwlink/events.asp の [ヘルプとサポート センター] を参照してください。

なんと、bpacmd.exeでsystem.io.filenotfoundexceptionのエラー。ファイルが見つかりませんという単純なエラーである。MSお粗末・・・。

調べてみると、
MSDE2000からSQLSERVER2005へのアップグレードができない件が見つかって、
「.Net Framework 3.5Sp1インストール後にアップグレードアドバイザーがエラー発生する」らしい・・・。

そこで、
“BPAClient.dll”というファイルを”C:\Program Files\Microsoft SQL Server\90\Setup Bootstrap\BPA\Bin\”から”C:\Program Files\Microsoft SQL Server\90\Setup Bootstrap\BPA\”にコピーしている
ようで、やってみたがエラーは解消されなかった。

bpacmd.exeが他のディレクトリにあるかも・・・と疑って検索すると・・・、あった。
どうやら、SQL Server 2005 アップグレード アドバイザをSQL Server 2005と同時にインストールせず、あとで追加したからか実際に動作しているbpacmd.exeが別のところに存在した。

私の場合、”BPAClient.dll”のファイルは、
C:\Program Files\Microsoft SQL Server 2005 Upgrade Advisor\BPA\bin
にあって、
C:\Program Files\Microsoft SQL Server 2005 Upgrade Advisor\BPA
にコピーすればよかった。ココまで約1時間半ほど・・・。

やれやれ、と思っていたが本番（データ移行）はこれから、MSさん、もう少し情報提供してくれませんかね。。。