cronを使う
2008.04.09
cronはスケジュールを定期的に実行するのに便利なデーモンプロセスです。
使用するには、まずcrondが実行していることが必要です。
# /etc/init.d/crond status
crond (pid xxxx) を実行中…
とコマンドを実行して実行中かどうかを確認します。
実行していない場合には、以下コマンドを実行してcrondを実行します。
# /etc/init.d/crond start
ついでに、OS起動時に実行されるように設定しておきます。
# chkconfig –level 2345 crond on
(run level 2,3,4,5 で実行します)
ホームディレクトリなど適当なとこに、スケジュールを書いたファイルcron.txtを作成し、以下のようなルールで記述します。
分 時 日 月 曜日 実行コマンド
例えば、15分おきにbackupのコマンド(dumpdbとする)を実行する場合、
0,15,30,45 * * * * ./dumpdb
と記述します。
作成したファイルを使用して、cronに登録します。
# crontab -u(ユーザ名) cron.txt
設定するユーザに実行権限が必要です。
設定したスケジュールを確認するには、
# crontab -u(ユーザ名) -l
を実行します。